ネタバレには配慮してますが、半ネタバレです。少しでもたばポケに興味を持ってくれる人が増えたらいいな、と思います。マンネリでダレてしまっている人も気分転換してください。
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ネタばれ嫌な人は回れ右。
なんとなく思い起こしたい人は目次だけ(ΦωΦ)。
もう少し思い出したい人は各項目を。
ネタバレ配慮で詳細には書いてません(章によってばらつきあり…)。気になったらゲームで遊ぼう ٩( 'ω')و٩('ω' )و.✧
さらに注意:
※小見出しは主観で勝手に付けてます
※読み返しながらだけど間違ってる所あるかも
※皇帝=陛下、表現が混在してるけどお許しを
※中華の知識ゼロの人、の、感想入(緑字の部分)
前回までのあらすじ
長年の恋人、徐容遠に別れを告げ後宮入した主人公。何度も疑われ裏切られ、命の危機に陥る事もあったが、皇帝陛下の信と寵愛を得て、年家の勢力を削ぐことにも成功。皇后に並ぶ影響力を持つほどになる。
同期入宮の温如言と雲悦とは姉妹然の親交を深めていたが、新たに入宮した劉常在、温如言の妹・温如傾など、妃候補達は侮れない人物ばかり、皇后も主人公失脚を虎視眈々とねらい、油断することは出来ない。
温如傾の裏切りから、親友だった温如言と決裂、如傾は密かに皇后の下についた。また、劉常在は懐妊をきっかけに昇進を目論み謙貴人となる事に成功する。
謙貴人の懐妊祝の品に毒が盛られていた事件が発生し、皇帝から調査を任された主人公は、贈り主の温如傾を犯人として追い詰めたが、皇后の介入で無罪放免とされてしまう。
意味深な発言をする温如言。これで終わる筈がない、と、如言の身を案じた主人公は、温貴人の延禧宮に密偵(侍女・彩燕)を送り込む。
そんな折、皇后の腹心、宦官・三福と侍女・翡翠が通じているとの密告があり、皇后が激怒。三福が主人公に助けを求めた事から、皇后との確執は益々深まっていく。
翡翠を救うことは叶わなかったが、三福は主人公の配下となった。
前回までのあらすじも、本編のあらすじも、だんだん長く... あまり端折らない方向にシフト中。端折るとうまく伝わらない感じなので (。-`ω-).
※年家:後宮の二大勢力だった年貴妃の実家
※延禧宮(えんききゅう):温貴人・如言の寝殿
※温如言:主人公の親友。位は貴人。仲違い中
※温如傾:温如言の実の妹。皇后側の人間となるが、姉を騙して味方のフリをしている
※謙貴人・劉玉:懐妊で常在→貴人に。主人公の下につきたがっていたが、主人公は信用せず断る
※皇后:現状、主人公の最大の敵。侮れない人物
第59章~第60章
三福の忠告
翡翠と三福の事件から半月が経ち、皇后に杖刑に処された三福の傷も回復した。
三福を労う主人公に、この命は主人公に捧げます、と改めて誓いを立てる三福、過去に主人公が後宮を追われた事件は一見年家の仕業に見えるが、実は裏で皇后が糸を引いていた、と告白する。本当の敵を見極めるのは大切なこと、如傾が皇后に助けられた日、2人が部屋に籠もり密談していたことも報告。
三福の忠告を聞き、主人公は、皇后と温如傾が、再び謙貴人を利用して温如言に罪を擦り付けるのでは、と警戒。謙貴人は雲悦の寝殿・咸福宮(かんふくきゅう)にある長明軒に住んでいる為、雲悦に謙貴人の面倒をみてもらうように頼む。
※咸福宮(かんふくきゅう)・・・雲貴人・雲悦の寝殿
※雲貴人・雲悦・・・主人公の親友
消えた薬土瓶
延禧宮に送り込んだ侍女・彩燕から、『温答応の薬土瓶が割れ、新しい薬土瓶を皇后のところからもらってきたが、それもどこかに消えた』という報告があった。更に、『紅参が数本なくなった』という。
新しい薬土瓶をわざわざ皇后からもらってくる必要はなく、その薬土瓶は怪しい、と話し合う主人公、三福、小衛子。そこへちょうど徐侍医が尋ねてくる。
主人公は、冤罪で亡くなった靳侍医(きんじい)の事を気にかけ、その家族の様子を見てきてほしいと徐侍医に頼んでいた。徐侍医はその報告で訪れたのだった。
徐侍医は、靳明澤の弟・靳明華に会ったこと、彼には医療知識があり聡いことから、自分の側において医術を学ばせようと思っている、と報告。ただ、彼は兄のこと引きずっていて、兄の死を調査する為に侍医になりたがっている、と、懸念も示した。主人公もまた「今はその時でないわ。なんとかして彼を止めて」とお願いする。
※靳侍医・靳明澤:皇子・北遠暗殺未遂の容疑者として冤罪で亡くなった(第47~49章)
紅参と白参
靳明澤の家族の話を終えた後、紅参について徐侍医に尋ねると、紅参と白参は同じ人参だが効果は異なり、紅参を妊婦が口にすると体内に熱が溜まり胎児にも悪影響が出る、とのこと。それが狙いか、と、疑いを確信に変えた主人公は、紅参をどうやって謙貴人に飲ませるつもりなのか、彩燕に調査させるよう、小衛子に指示を出した。
ちょうどその頃、長明軒の謙貴人は、最近身体に熱が籠もる、と不調を訴えていた。人参湯を飲むと熱意を感じることから、人参湯が疑われたが、薬土瓶の人参に異常は見つからなかった。彩燕からもまだなんの情報もなく、気になる点として月秀が言うには、御薬房で温貴人・温如言の侍女・素雲に会い、温答応(如傾)の為に綿紗を取りに来ていたという。温貴人に仕える者が温答応の綿紗を取りに来るとは妙な話、温如傾は何を企んでいるのか…不穏な動きは確かだが判然としない。
弱気な陛下、励ます主人公
主人公や雲悦の指示もあり、念の為に人参湯の服用を止めた謙貴人だったが、虚熱は緩和したものの今度は体調が悪くなってしまう。
何侍医・何守帰(かしゅき)は、熱意の原因は人参湯でないと思われる、人参湯の服用を再開して栄養を取るように、と診断。謙貴人を見舞った陛下も、その様子を心配する。
なぜ朕の子ばかりこのような目に…朕は天から見放されたのか、と弱気な陛下。主人公が心をこめて励ますと、慰めの言葉はいらぬ、と言いながらも、幸い…朕のそばにはそなたがおる、と手を取り、もう暫くここに居たい(←主人公のいる承寧宮)、と零す。
結果がどうあれ体調の思わしくない母上には知られたくない、と陛下は言い、ご安心ください、太后様の前ではこのことは口にしないよう皆に言っておきます、と約束する。
しかし、謙貴人の不調はいつの間にか宮中で噂となり、これを聞いた太后は 謙貴人を見舞いに行こうとしたが、心労から倒れてしまうのだった。
第61章~第62章
太后の崩御
死を間際にした太后、主人公をはじめ、妃や侍女達に囲まれながら皇帝と最後の話をする。
ここで太后が、皇帝の育ての叔母(故人)に主人公がよく似ている、ということを言います。皇帝の生い立ちとか… 初耳 Ҩ ( º_º )? 何かの伏線??芳児って誰さw
これまで蟠りのあった2人だったが、皇帝は「朕にはもう母上しかない」と嘆き、太后は「人生に別れはつきもの、もう十分に生きた」と、最後の願いをする。それは皇帝の弟・凌雲に皇陵の警備を任せてほしい、というものだった。
凌雲は皇帝・募凌辰の命で外出が禁止されていた。凌雲を都から遠ざけることで少しでも自由を、というのが太后の最後の願いであり、皇帝もすぐに勅命を出すと約束する。
これまでの物語中では特には描かれていない部分だけど・・・凌辰は、凌風・凌雲の弟2人と皇位争いで対立した経緯があり、太后は息子たちの中でも凌雲を特に可愛がっていた、という設定があった気がします。厄介なのは凌風で、凌雲を利用できる道具のように考えているみたいです ( ' - ' ). 隙あらば皇位を奪って凌雲を皇帝にし、自分は裏で実権を握るぜ !! みたいな?←推測
そのまま太后崩御。その場にいた誰もが涙を流した、その時、怪しい 侍女が泣きながら「全部謙貴人のせい、彼女さえいなければ…」と発言。宦官・四喜にすぐに咎められたが、このことは実しやかに噂となり宮中に広まっていく。また、皇帝の猜疑心も ドストライクに 煽ることに ( ' - ' ). 猜疑心深い皇帝再臨。謙貴人に余所余所しく…
暗躍
皇后の寝殿坤寧宮にて、如傾と話す皇后。
そもそも、太后が謙貴人の不調を知ったのは、宦官の一人がそれとなく太后に伝えたせい。 その宦官は行方知れずに。また、太后崩御直後に「謙貴人のせい」と噂が広まったのも名も知れない侍女の一言。
そのことを尋ねると、如傾は全て自分が指示したこと、と告白。太后を巻き込んだことには難色を示す皇后だったが、
「自分は混乱を招きたかっただけ。あそこまで事が大きくなるとは予想外だった」
「利用できるものは全て利用しないと勝ち残れませんよ」
と悪びれずに言う如傾。
流石の皇后も閉口した様子だが、謙貴人を排除するためにはこれだけでは足りない、彼女が太后様に逆らった噂もそろそろ広まる頃でしょう、と続けられると、ではそなたからの吉報を待とう、と傍観を決めるのだった。
皇后よりもやり手感を見せる如傾。こわい (;゚Д゚) ガクブル
彩燕、窮地に
如傾の元に密偵として潜り込んだ侍女・彩燕は、消えた紅参の行方を探していた。宦官・小鄭子の後をつけてその証拠を掴んだが、待ち伏せしていた如傾に見つかってしまう。
「私を裏切るとはいい度胸をしているわね」と詰め寄る温如傾。「おっしゃる意味がわかりません…」とシラを切ろうとしたが、「この女を痛めつけなさい!」と拷問されてしまう。
もはや万事休すと思われたが、そこへ騒ぎを聞きつけた温如言がやってきて、彩燕を解放しなさい、と命令する。「彩燕は私の侍女、処罰は私に任せてください」と言う温如傾に、「ここは延禧宮、ここにいる全員が私の管理下にある」と譲らない温如言。
「私を監視していたの?」と、如傾の化けの皮は綻びが見え始めていたが、その様子に怯むことなく彩燕を解放させる温如言。姉妹の間に穏やかでない空気が忍び寄っていく。
真相、入手
温如言に助けられ、承乾宮に駆け込む侍女・彩燕。拷問でボロボロになりながらも、謙貴人の薬土瓶が二層構造になっていて、二層目に紅参が入れられていることを発見した。しかし、温答応(如傾)に見つかり拷問にあったこと、温貴人(如言)に救けられた、と報告する。
報告を聞き、「嫌な予感がする」と、温如言の身を心配した主人公は延禧宮に向かおうとするが、
「証拠を消される前に温如傾の悪行を暴くことが最優先、早々手出しはしない筈」という雲悦の助言があり、先に薬土瓶の仕掛けを明らかにすることに。
御膳房に小衛子を行かせ、御膳房を取り仕切る安禄(あんろく)の目の前で、偶然を装って薬土瓶を割る。安禄を証人として、紅参が入っていたことを明らかにした上で、皇嗣(こうし)に関わる大事がある、として、皇后、謙貴人をその場に呼び出した。
つづく・・・
次回、今回の件のクライマックスです(たぶん)
【閑話的感想】
長い割に話が全然進まない・・・。如傾の仕掛け(←太后の心労を煽る)に皇后すらも驚いていたのは少し意外。如傾の謀略は皇后の上をいくということか。太后が倒れたのは謙貴人のせいではない、と言うのを、「真相など誰も求めていない」と言い切るところにも、空恐ろしさと若さを感じました。時々ぽろぽろ出てくる決め台詞‥たばポケ名言集(主観100%)作りたくなってきた。