徒然 夕焼け:跡地

思いついたことを徒然と(主に謀りの姫:Pocket プレイ体験)を元に色々書いています

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謀りの姫:Pocket 本編あらすじ(女主編 第54 ~ 58章)

ネタバレには配慮してますが、半ネタバレです。少しでもたばポケに興味を持ってくれる人が増えたらいいな、と思います。マンネリでダレてしまっている人も気分転換してください。

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ネタばれ嫌な人は回れ右。
なんとなく思い起こしたい人は目次だけ(ΦωΦ)。
もう少し思い出したい人は各項目を。
ネタバレ配慮で詳細には書いてません(章によってばらつきあり…)。気になったらゲームで遊ぼう ٩( 'ω')و٩('ω' )و.✧

さらに注意:
小見出しは主観で勝手に付けてます
読み返しながらだけど間違ってる所あるかも
皇帝=陛下、表現が混在してるけどお許しを
中華の知識ゼロの人、の、感想入(緑字の部分)

 

前回までのあらすじ

長年の恋人「徐容遠」に別れを告げ後宮入した主人公。なにかにつけて嫌がらせを受け、何度も疑われ裏切られながらも、温如言、雲悦とは姉妹然の親交を深めていく。一方、皇帝陛下も、主人公を永遠に失うかも知れない、という事件以降は彼女を他の妃以上に気遣うようになった皇帝の信を得た主人公の影響力は、年家の勢力を削ぐことにも成功し、皇后に並ぶ程になっていく

しかし、新たに入宮した劉常在(謙貴人)、温如言の妹・温如傾など、妃候補達は侮れない人物ばかり、皇后もまた主人公失脚を目論見、常に油断することは出来ない。

温如傾の裏切りから、これまで姉妹然の親交を深めていた筈の温如言と決裂。一方、劉常在は懐妊をきっかけに謙貴人に昇進することに成功する。

謙貴人の懐妊の祝の品に毒が盛られていた事件が発生。裁断を任された主人公は、贈り主の温如傾を犯人として冷宮に監禁したが、皇后はそれを(勝手に)解放し、坤寧宮に主人公を呼び出した

 

温如言:位は貴人。主人公の親友だが、妹・如傾のことで主人公と決裂
温如傾:温如言の実の妹。皇后側の人間となるが、姉を騙して味方のフリをしている
謙貴人・劉玉:懐妊で常在→貴人。主人公の下につきたがっていたが、主人公は信用せず断る
皇后、年貴妃:後宮の二大勢力。皇帝に寵愛される主人公を表舞台から葬り去ろうとしている

 

第54章~第55章

如傾、無罪放免

皇后から呼び出しを受ける主人公。坤寧宮(皇后の寝殿に赴くと、冷宮に監禁した筈の温如傾が居た。皇后は、主人公が見つけたのとは別の証拠を見つけた、と言い、如傾の侍女・飄香(ひょうか)を呼ぶと、本当のことを話してごらん、と 優しく 促す。

侍女・飄香は「私がやりました」と自白。 皇后は、全ては侍女が、子を授からないことを気に病んだ主を思ってしてしまったこととして、飄香の自決を許した(本来なら処刑のところを自決‥は恩赦らしい)

主人公は「侍女の自白だけは疑問が残る」と食い下がるが、再三問いかけても、侍女・飄香は「全て独断でやったこと」と、自らの罪を否定することはなかった。

全ては飄香の自業自得、温答応への処罰は撤回すべき、と述べる皇后。打つ手のない主人公は「全て皇后さまにお任せします」とその場を後にした。

 

皇后&如傾、反撃を目論む

主人公が去った後、「命を助けていただき、ご恩は一生忘れません」と述べる如傾。さっきまでは、侍女・飄香のことを「私めのためにバカなことを...(ホロリ)」とか言ってたのに… 流石の演技派 (_・ω・)_ババン!!

皇后は、今回はそなたが油断したな、と言い、冷宮監禁を下された時の温如言の様子を尋ねる。如傾は、(姉は)箱の香りのこと以外一言も発しなかった、本当に役に立たない主人公はこのまま放っておけば益々横柄になっていく、どうにかしないと、と、実の姉とその親友に対して敵対心を露わにする。

息巻く如傾に、皇后は、自分は太后の件で陛下に忠告されたばかりなのでそうそう動けないが、誰にでも弱点はある、囮を使い今回と同じことをしないか、と提案する。実行するかしないかは温答応次第よ、と付け加えるところが抜かりない(さすが皇后 (_・ω・)_ババン!!)。その囮は、主人公の友であり如傾の姉「温如言」に他ならない。

 

延禧宮に見張りを

承乾宮に戻った主人公は雲悦に事の詳細を話し、如傾なら倍返ししてくるに違いない、自分よりも如言さんが心配だ、と言う。それなら延禧宮に見張りを付けよう、と雲悦が提案し、さっそく手配(内政府に連絡)することにした。

小衛子に命じて温貴人の邸の使用人を内々に手配。その中に彩燕(さいえん)という侍女を見張役として紛れ込ませた。彩燕が優秀で信用できることは小衛子が保証し、主人公もそれを信じることに。

 

翡翠と三福

数日間は特になにもなく日が過ぎていった。ある日、皇后の宦官・三福が承乾宮を訪れ「熹嬪様、助けてください!」と嘆願される

事情を聞くと、宦官・三福は侍女・翡翠と親しくなった。困った時にお互いを助け合う関係でそれ以上を望んではいなかったが、2人でいるところを皇后様に密告され、翡翠が連行されてしまった、という。どうか翡翠だけでも助けてほしい、と、三福は何度も頭を下げた。

「今まで皇后様の悪事に加担してきたことは許されないが、翡翠を助けられるのは熹嬪様以外にいない」と告白する三福の覚悟は本物のようだ... ('ω' ) 。

小衛子は、罠の可能性もあるし、自ら厄介事に介入する必要はないのでは... と心配するが、月秀は、これを機に三福様を引き込もう、と意気込む。
主人公は、坤寧宮を取り仕切る侍女と宦官は皇后の両腕といえる、これをへし折れるなら願ってもないこと。それに、命を捨てる覚悟の三福を見捨てることもできない、と、陛下に働きかける事を決める

 

 

 

第56章~第58章

誰しも情はある

養心殿に赴いた主人公。古文の解釈について教えてほしい、と雑談から入るが、本題はなんだ、と見抜かれ、今回の件について話す。

後宮の仕来りには従うべき、坤寧宮のことに干渉すべきではない!と一喝されるが、人の命に関わることです。少しでも可能性があるなら、と、引き下がらない主人公
好きで宦官になった訳でもなく、彼らにも情がある、と激昂する陛下を真っ直ぐに見返すと、それを傍らで聞いていた宦官・四季が突然跪き、宦官の余生は孤独で寂しいものです、と切に訴えたはじめは取り合わなかった陛下だったが、身につまされる体の2人を前に、ため息をつくと、翡翠と三福を許し、勅命を書くと約束してくれた

 

間に合わず

陛下の許しを得た主人公であったが、感情的になっている皇后にすぐに伝えることは火に油を注ぐことになり、囚われている翡翠の身が危ない。三福と共に皇后と対峙するも、陛下が既に許した事は敢えて伝えず、坤寧宮のことに干渉した罪として、投獄の罰をわざとその身に受けた。それは、翡翠と三福を守る為の時間稼ぎでもあったが、その甲斐虚しく、あと一歩のところで翡翠は消されてしまう

自害とされた翡翠の亡骸を抱き、泣き崩れる三福を眼の前にして、私がもう少し早ければ、と悔やむ主人公。主様はできる限りのことをしました、と、月秀が慰める。

 

三福、配下に

翡翠の自害は明らかに虚言であり、皇后が宦官・小寧子に命じて手をくだしたものだった。 2人を密告したのも宦官・小寧子ですよー三福が怒ってた ('ω' ) 三福も機会を見つけて必ず消すように、と、小寧子に裏で命じていた。

 

激昂する三福は皇后の元へ乗り込もうとするが、主人公と月秀がこれを止め、

翡翠はあなたに生きてほしくてあなたを逃がした。今あなたがしようとしていることはそれを台無しにすること」と諭す。皇后が相手でもいつか真相が暴かれる日はくる、私のことを今もまだ信じてくれる?との問いかけに、三福は「...今日からわたしめの命は小主の物!」と、忠誠を誓うのだった。

「今はできなくてもいい、生きるのよ、生きて真相が暴かれる日まで待つのよ」

by 謀りの姫:Pocket(主人公)

 

皇后の臣下である三福を主人公の元に迎え入れる事は容易ではなかった。皇后と主人公の、半ば脅しともとれる言葉の応酬の後、杖刑50回に処すことで、坤寧宮を出ることを許された三福。50回は多すぎる、と主人公は難色を示したが、大丈夫です!と三福自ら承諾し、容赦なく実行された処罰には悲鳴ひとつ上げず、坤寧宮で過ごした恩義はこの処罰とともに消えていった

 

つづく・・・

 

【閑話的感想】

温如言さんと温如傾の話になるかと思いきや、まったく別の事件だった。しかも 54 ~58章って・・・長かった(話は大して進まないのに)。

他の妃(しかも皇后)の宮のことに口出しする主人公。今回は皇后に分があったけど、人として大事なものを盾に頑張りました。あり得ない他宮への干渉が一応は通ってしまうところや、(端折ったけど)皇后が主人公の干渉を陛下に訴えたら逆に突っぱねられるという、主人公の影響力の強さや、皇后の主人公に対する憎しみが増大していく様子を描いているのかな、と思いました。
翡翠は結局助けられずに可哀想だった(助かってほしかった)。ことの発端と思われる宦官・小寧子が終始悪びれず罪悪感の欠片もなさそうなのが皇后以上に…  (`Д´)ノ キー!!