徒然 夕焼け:跡地

思いついたことを徒然と(主に謀りの姫:Pocket プレイ体験)を元に色々書いています

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謀りの姫:Pocket 本編あらすじ(女主編 第33 ~ 36章)

ネタバレには配慮してますが、半ネタバレです。少しでもたばポケに興味を持ってくれる人が増えたらいいな、と思います。マンネリでダレてしまっている人も気分転換してください。

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ネタばれ嫌な人は回れ右。
なんとなく思い起こしたい人は目次だけ(ΦωΦ)。
もう少し思い出したい人は各項目を。
ネタバレ配慮で詳細には書いてません(章によってばらつきあり…)。気になったらゲームで遊ぼう ٩( 'ω')و٩('ω' )و.✧

さらに注意:
小見出しは主観で勝手に付けてます
読み返しながらだけど間違ってる所あるかも
皇帝=陛下、表現が混在してるけどお許しを
中華の知識ゼロの人、の、感想入(緑字の部分)

 

前回までのあらすじ

長年の恋人「徐容遠」に別れを告げ後宮入した主人公。なにかにつけて嫌がらせを受け濡れ衣を着せられる事件も頻発するが、なんとか切り抜けていく。陛下からは寵愛を得られるが、皇后とは宣戦布告で対立確定

徐容遠との密会の濡れ衣を着せられ、後宮を出て生死を彷徨うことになった主人公は、俗世を捨て出家する事を決意したが、陛下自らが主人公の元を訪れ謝罪、戻って欲しいと懇願され、もう一度信じてみようと思い直す

後宮の掟を破り、陛下と共に午門から後宮へ戻った主人公。熹嬪にも冊封され、陛下の寵姫である事を周囲に強く知らしめるが、後宮での身の危険を更に高める事にもなった

ネタバレキーワード:徐容遠・靖雪との逃亡劇、陛下自らの謝罪、後宮の掟を破ることの意味、石秋瓷・伊蘭は未だ顕在

徐容遠:主人公の幼馴染。元婚約者、主人公の味方
靖雪公主:徐容遠を愛し共に生きることとなった。現在は公主ではない
伊蘭:主人公の実の妹。陛下が好き
石秋瓷:主人公の昔馴染み。年貴妃と手を組み主人公を陥れようとする
皇后・年貴妃:後宮の二大勢力。皇帝に寵愛される主人公を疎ましく思い、表舞台から葬り去ろうとしている

 

第33章 ~ 第34章

黒幕は誰なのか

後宮に戻った主人公。自分を排除しようとした今回のやり方は皇后らしくない、黒幕が他にいそうだ、と温如言に話す。

可能性の1人は年貴妃・年素言。しかし、北西で反乱がおき、年将軍が鎮静の大役に就いたばかりで、年家は依然強い力を持っている年家が力を持っている内は罪に問うことはできない。温如言も、陛下に話す時期ではない、今は待つべきと助言する。

 

北羽、中毒事件

深夜、陛下に呼び出される主人公。第二皇子『北羽』が、トリカブト中毒で倒れたという。昼間、北羽に会って点心を食べさせたことから、皇后、年貴妃から皇子暗殺を疑われる呼び出しの場にタイミングよく乗り込んでくる年貴妃が怪しい… 深夜なのに態々 (˙꒳​˙ )

無実を訴える主人公だが、点心の籠から毒発見、窮地に。しかし、北羽を診察した柳侍医が毒の出処を侍女・春燕(しゅんえつ)の爪紅にある事を暴くと、春燕は石秋瓷に塗ってもらった、昇進を約束された、と訴える

石秋瓷が呼び出されたが、証拠が見つからなかった為、石秋瓷の被害者劇場幕開けw

「侍女を使って陥れようとするなんて、どうしてそこまで変わってしまったの?そんなに私がじゃまなの?」と、流石の演技派女優っぷりを発揮。

北羽:亡き葉貴人が産んだ第二皇子。皇后が育てている
柳侍医:後宮の医師
侍女・春燕:主人公の侍女。爪紅から毒が検出された
侍女・南秋:石秋瓷の侍女。春燕が点心に細工していた、と証言

 

食い違う証言、猫の霊が全てを暴く

石秋瓷は、自分の侍女・南秋が、主人公の侍女・春燕が点心に細工したのを見た、と証言。「彼女(主人公)がそんな酷いことをするとは考えが及ばず、事件を防げなかった私目をお許し下さい!」と皇帝と皇后に陳謝そんな酷い人と思えなかった=純真な私 をアピール。チャンスは逃さず活かす、これ基本 ( ˘ω ˘ )。

石秋瓷に対して長年の情があり、疑いつつも信じたかった主人公だったが、この件でもう許さない、と反撃を決意。温如言の妹(温如傾)の手を借り、毒入点心で死んだ猫が化け猫になっていると噂を流し、怯えた南秋に事実を自白させる。

南秋の自白を隠れて見ていた3人(陛下、主人公、石秋瓷)。陛下は石秋瓷に死刑を言い渡したが、主人公の命乞いで減刑、庶民に落とされる


お人好しのふりはやめてもらえる?待ってなさい、今度は倍返ししてやるわ!
by 石秋瓷(謀りの姫:Pocket)

最後に本音が出た石秋瓷... この期に及んでなお報復宣言。後日また登場しそう(わからないけど、物語あるある系)。石秋瓷は庶民に落ちたけど、石秋瓷の邸の人?で、内情を知ってる人は全員死刑になったようです。主=石秋瓷 に逆らえなかった人もいるだろうに… 気の毒。

ところで・・・ゲーム中の 毒入り点心、どうみても「形の崩れたケーキ」にしか見えません。本編でぜひ見てみて。

 

 

第35章 ~ 第36章

伊蘭の謝罪。本当の心は?

年貴妃と主人公、同タイミングで妊娠。波乱が起こる予感(跡目争いになる予感)

夜、酔眠した陛下を介抱していると伊蘭がやってきて石秋瓷の件を謝罪。それを許す主人公。お姉さまは大事な身体なのでここは私に任せて、と、陛下の介抱を申し出た。しかし・・・

翌朝、伊蘭は自害騒ぎを起こし、陛下に乱暴されたとの訴え。陛下は記憶にないと言い、伊蘭の言葉は証拠もなく疑わしいが、姉妹の情があり切り捨てる事ができない主人公。

「蘭を許してくれる?金輪際お姉様に申し訳立たないような事はしない!(嬉 ♪)」という伊蘭。主人公が去った後の悪人笑いが分かりやすくて読者に親切設計でした。
命の危険に晒しておいて、許してくれる?とはどの面下げて言ってるの、と思わなくもなかったが、主人公が伊蘭を許したので和やかな雰囲気になってて、主人公、心広い!伊蘭もちゃんと反省しろよ、と思った矢先に裏切られた感w 残念。

 

伊蘭逆上。母をとるか、子をとるか

陛下のことは忘れるように、と、伊蘭を実家に戻したが、母から手紙で、妹の消沈をなんとかしてほしいと頼まれ、伊蘭の入宮を陛下に懇願。しかし陛下に咎められてしまう。← 陛下:朕に妃を増やして平気なのか!(怒) 主:そんな訳ありません!(泣)... という男女のやりとり ( ・∇・) w

結局、主人公は、陛下に 恩賜による伊蘭の縁談を請い、整えることとした。聖旨による縁談は名誉なことである(たぶん ('ω'  ) 一方、断ることはできない。反発する伊蘭。

そこまでして邪魔するのか!と、逆上し、主人公を突き飛ばしてしまう

 

伊蘭に突き飛ばされ流産の危機に瀕する主人公。母子ともに危険な状態、子を優先すれば主人公は確実に助からない。どちらの命を優先するのか、と、陛下は究極の選択を迫られる。

皇嗣の方が大事、彼女もやや子を生かしてほしいと思うはず by 皇后&年貴妃

彼女をなくすのは忍びない、彼女の命は一つしかありません by 温如言

彼女の命を優先しろ!と、陛下は命じた。

 

どちらかしか助からない、と思いきや、主人公は皇子を出産、母子共に無事だった。わりとあっさり。 母子ともに助かったことを喜んでいるところに伊蘭がやってくる。

 

もうなんの感情も浮かばない

主人公は伊蘭の罪を公にしなかった。なぜ?と問う伊蘭。

それは実家の父母を思ってのこと、許すのはこれが最後。恩賜による縁談を受けないなら好きにすればいいが、そうなればもう容赦はしない、と言い捨てる主人公。

許されるのはこれが最後、と悟った伊蘭は縁談を承諾する。去っていく伊蘭。実の妹に裏切られた主人公にはもうなんの感情も浮かばなかった。


もう容赦しない、と言われ、主人公の心を悟る伊蘭

 

 

つづく・・・

次章、温如言の妹「温如傾」入宮に続き、皇帝の初恋「蘭湄児」 の面影を持つ「舒佳慧」登場。如言の娘(公主)の政略結婚をきっかけに、陛下との関係に亀裂が入る…

 

【閑話的感想】33 ~ 36 章は、石秋瓷と伊蘭の退場劇でした。どちらのことも主人公は大切に思っていた筈だけど裏切られて … こんなことが続くとやっぱり色々心が歪んできちゃいそう。前章までと異なり、陛下は終始主人公の味方でした。一方、石秋瓷と伊蘭の名女優並の演技と、皇后と年貴妃の思惑バレバレの物言い、は、読者的にわかり易すい親切設計になっていてツッコミ処満載で面白かったです(実際の当事者だったら笑えないけど)。温如言さんがなにげに大活躍、好感度上昇が止まらない。そしてたぶん、それも次章への伏線になってます。


蛇足として・・・知識ない人がここまでの情報だけで想像するに、石秋瓷の頑なな敵対心は、主人公に対する妬みなのかな、と。家門が傾き、同じように妃を目指したが自分は落選。一方の主人公は梅林で陛下と偶然出会ってなんだかんだと昇進、寵姫に。別れてもなお守ってくれる徐溶遠という人もいる(しかもイケメン←さりげにポイントかも)。同じ様な立場でありながら恵まれている(ようにみえる)主人公。しかも、意外に腐らず自分に「旧友」の体で親切にしてくる、それが却って偽善にみえて鼻につく。
自分の境遇の辛さややるせなさも重なりそれを主人公への恨みに転換しちゃったのかな。もう少し情報があればまた違った見方もできるけど、窮状にいながら立派に見える人に対する妬みは賛同はされないが、そう
なってしまう人がいてもおかしくはない。それでも、妬みに囚われ自分を堕とすのではなく、前向きに受け入れ別の道を選択した方がよかったよね。